第2回のJBoss勉強会@東京に行ってきました

今日は第2回のJBoss勉強会@東京へ行ってきました。

先日の豆ナイトで、JBoss Seamに興味をもち、何はともあれ参加させていただいたものです。発表のお題は次の3つでした。

「私の仕事ちょっと教えちゃいます」
JBoss Seamのコンセプト」
「サクッとjBPM

今回初めての参加で、少しは早めに家を出たのですが、集合場所に辿り着けず。会場は素晴しかったのですが、事前メールにあったように本当に迷いました(^^;

遅れながらも到着し、まずは自己紹介。
とてもフランクな感じで、話しやすい雰囲気作りをされていると感心しました。


「私の仕事ちょっと教えちゃいます」

Hinemos、OpenStandiaとJIRAの紹介でした。

Hinemosは、OSSの運用管理ツールで、有償でない運用管理ツールがあることがあるんだなぁと思いました。開発を行っていて、運用管理ツールは「高い」というイメージがあり、また運用に関する要件については、これまであまりピンときていませんでした。今回は開発者の方も来ておられ、質問が飛び交っておりました。運用管理ツールの話が出たときには、入れてみて、試してみよう思いました。
自分はなぜか、「何でHidemosって名前なんだろう?」という、名前の由来が頭から離れず、帰ったらググろうと思いました。で、チラッと見たのですが「Hinemos」の名前の由来とかはわかりませんでした。

OpenStandiaは、正直なところ、いまいち何を目的としたツールかすぐわかりませんでした。特定のアプリケーションをまとめてサクッとインストールしてくれるもののようですが、対象製品、ライブラリの幅が狭く、バージョンも固定ということで、実際の開発への適用はかなり限られるなぁと感じました。
開発環境、実行環境の構築は、皆で行うとどうしても設定漏れ/間違いがあり、これをなくそうというあたりは、面白いと感じました。それで、その場で少し考えたのですが、「利用ソフトの構成管理」ができるとよいのだろう思いました。Webサーバ、AS、DB、モジュールなどを、カテゴリ別に導入可否選択、対象製品/モジュールを選択し、この情報をパラメータファイルとして、エクスポートできるようにします。そしてこのパラメータファイルを用いて、開発環境または実行環境をサクッとインストール、構築できるようにしてみたりして。モジュールだけなら、Mavenを思いついたのですが、やはり製品はインストーラがあり、そうもいかないのかなぁと思いました。さらに製品のインストールではバージョンごとに、少しずつ手順が違ったりするので、だからバージョン固定なのかなぁとも思いました。
OpenStandiaは、まだ開発途中の感じがあり、これからどうなっていくのかなぁなんて思いました。


JBoss Seamのコンセプト」

d:id:yinakuma:20060908で久しぶりに熱くなったSeamのお話。お話のテンポもよく、内容的にもとても面白くて、先日の皆本さんのお話と合わせると、かなりしっくりといきました。今回のお話をうかがった後、皆本さんのお話を伺うと、理解度は高くなると思いました。やはりSeamで、頭に残ったキーワードは、「Conversation」と「Statefull」で、まずはContextが重要だなぁと感じました。
ときどきSeamソースコードは眺めていましたが、どうもピンとこなくて、苦戦していました。これまでのWebアプリケーションとまったく異なる印象があったのですが、発展させた形のWebアプリケーションフレームワークなのだなぁと思いました。正直、その考え方の広がり方が、自分の予想を大きく超えていて、凄いと思いました。
JBoss Seamが、今後どう広まっていくか、期待しています。


「サクッとjBPM

はじめに発表者の脇坂さんが大切にしていること「I ♥(ハート) 顧客」を伺い、開発をしながらこれを貫く意思の強さに感心しました。
最近の私の課題と思っていることは「よいシステムを作るための、チーム全体のモチベーションアップ」なのですが、チーム全体の個々人が主体的に動くようになる方法が見つけられず、試行錯誤していました。こういった思いをもった方がいらっしゃるのをみて、また前向きにこの課題に取り組もうと思いました。
jBPMは、まだ発展途上の感じで、来年夏くらいから見ることがあるかもという感じでした。


そして夜の部「懇親会」は、もともと行くつもりだったのですが、今日はお腹の調子がよくなかったので、お休みし、家に帰ることにしました。


考えてみたらJJBugの主な活動は日本語訳なので、英語ぜんぜんダメな自分は「あんまり向いてないのでは!?」と、ふと気づきました(^^;
とりあえず英語読めるようにならなきゃなぁと思いました。